D大学でノートテイカー・パソコンテイカー養成研修会を実施しました

D大学は、これまで聴覚障害学生を支援するために学外のパソコン通訳者に通訳を依頼してきました。また聴覚障害学生に近い友人のサポートも数多くあったようです。しかし、今後の支援制度の拡充のために、外部に依頼するだけではなく、学内で支援者を計画的に養成し、自大学内でも支援者を確保したいとの展望をお持ちでしたので、その第一歩として学内の学生を対象に初心者向けの養成研修会を開催しました。

研修会では、ノートテイク・パソコンテイクを各1日ずつ、基本的な書き方・打ち方から模擬授業までを一通り行いました。2日目には、聴覚障害学生本人からこれまでの経験、要望、支援に関する考え、支援を通しての夢などを語っていただく機会に恵まれました。予定時間を大幅に超えた熱い時間となりましたが、これは受講生だけではなく、教職員の方にもとても刺激になったようで、「支援者を養成して配置するだけで良いというわけではないんですね」「聴覚障害学生はこんなに想いを持っているんですね」などと感想を寄せられたことが印象的でした。

支援者の空きコマと支援が必要な時間のズレの関係もあって、残念ながら想定よりも学生支援者が活動する機会が少ないようですが、映像教材の文字起こしを行う学生が何人か出てくるなど、少しずつ支援制度が構築されていっているようです。

(参加者20名程度。講師T、O)